邦画・洋画上映中や過去作品人気Ranking公開!

絶対観て欲しい、映画・過去作・放映中のおすすめ映画を公開中!アクション映画・感動映画まで幅広く紹介!放映中の映画館なども掲載中。

銀座シネパトス復活映画祭

2013年3月31日に閉館した映画館「銀座シネパトス」の名を冠した「銀座シネパトス復活映画祭」Vol.1が5月20日~6月2日、東京・池袋HUMAXシネマズで開催されるのだそうです。

シネパトス

銀座シネパトスは、1967年に銀座三原橋地下街に「銀座地球座」、翌68年には「銀座名画座」として開館し、88年に「銀座シネパトス1・2・3」と名称を変え、3000本以上の作品を上映するなど銀座唯一の名画座として親しまれていたのですが、三原橋地下街の耐震性の問題により取り壊しが決まったのですが、映画評論家の樋口尚文氏が私費を投じて同館でのオールロケ、秋吉久美子染谷将太主演による「インターミッション」を最終上映作品として製作し、好評を博し、最終営業日となった13年3月31日には、閉館を惜しむ映画ファン約2000人が同館を訪れ、13年間にわたり同館支配人を務めた鈴木伸英氏は、マイクを持って行列を整理するなど陣頭指揮をとり、最後の挨拶では感極まって号泣していましたね。

閉館から9年が経った22年、シネパトスの精神が「銀座シネパトス復活映画祭」として蘇るようで、シネコン全盛のなか「ここでしか上映しない」「喜怒哀楽を刺激する」作品を、映画ファンに定期的に届けていくのだそうで、Vol.1として、同館をイメージしやすい4作品がチョイスされています。

日本最終上映のねずみ大作と称し「ウイラード」(71)と「ベン」(72)をピックアップ、パトスの立地を彷彿させる傑作として「パラサイト半地下の家族」を上映するようで、さらに、タイトルを聞けば同館を思い出すシークレット作品を調整中なのだそうですよ。